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てぃだぬファームについて

てぃだぬファームは、沖縄県石垣市でパインを栽培している専業農家の屋号です。


①農園名に込めた思い

沖縄の言葉で
「てぃーだ」は太陽
「ふぁ」は子供
「てぃだぬふぁ」は太陽の子を意味します。

太陽の光をたくさん浴びて育つパインもまさしく太陽の子。
石垣島の太陽の光をふんだんに浴びた美味しいパインをお届けする農園という意味で

「てぃだぬファーム」


と名付けました。



(左)  収穫を手伝ってくれる石垣島の仲間たち、(右)  荒れた畑を師匠に伐開してもらう


②自分のこと

石垣島にはじめて移住してきたのは2007年。その時は農業ではなく竹富島で水牛車観光ガイドをやっていました。2011年に石垣島を一度離れるも、自分の中で石垣島の存在を忘れることが出来ずに、いろいろな経験を経て、今度は農業にチャレンジしたいと思い石垣島に戻ってきました。

3年間師匠の下でパインの作り方を学び独立。独立も一筋縄ではいきません。まず農地が見つからない。やっと見つかった農地も荒れ放題。お金がないので借入をして農地の購入をしないといけない。機械もない。ないない尽くしです。

そんな状況下でも独立できたのは、師匠や農家の先輩方、そして精神的に支えてくれた仲間のおかげでした。農業を始めて思うのは自分一人では何もできないということです

「自分は支えてくれる人がいてようやく成り立っている」

そうやって素直に思えるようになったのは農業という仕事のおかげです。

自分も師匠や先輩農家の皆さんがしてくれたように、これから新たにパインに限らず石垣島で農業を始めたいと思っている人の力になりたいと思っているので、もし石垣島で農業を始めたいと思っている人がいたら、遠慮せず連絡いただけると嬉しいです。

パインに限らず農業は好い仕事だと思ってます。
天候に左右され右往左往し、農業機械が壊れ、車のバッテリーが上がり畑で途方にくれたり、パインに病気が出て泣く泣く株を引っこ抜きまわったり、思い通りいくことなんてちっともありません。

それでも農業を続けるのはなぜなのか?

その答え合わせをするために農業をやっているとすると、
もう死ぬまでこの仕事をやり続けるのでしょうね(笑)
とにかく自分にとってはとても面白い仕事であることは確かです。



作業中に見上げた空。農業をやっててよかったと思う瞬間


③自分のパインに込められたもの

千葉県から移住して石垣島に住み、農業を始めて思うのは、人、自然、文化のありがたさです。

なんとか農業をできているのは島の諸先輩の手助けがあってのことだし、日々を楽しく過ごせているのはすてきな仲間に恵まれているから。

そしてそんな素敵な仲間をつなぐのがこの石垣島の自然であり、その自然と人が生み出す文化だと感じています。

そんな人、自然、文化を肥やしに作られた僕のパインを皆さんに感じてもらえたら幸いです。







てぃだぬファームはまだまだ発展途上の農園です。皆様からの意見やフィードバックをいただきながら日々改善していきたいと思っておりますので、何か思うところございましたら、忌憚なきご意見をいただけますと幸いです。

ぜひ、パインのご感想もInstagramにメッセージしていただけると嬉しいです。

➡Instagramはこちらから





荒木 俊之

千葉県松戸市出身。バンド(音楽活動)、水牛車観光ガイド、介護職、タクシードライバーを経て農業と出会い、石垣島の農業法人でパイン作りを学ぶ。2020年に自分の畑を購入し独立。現在はパインとカボチャ合わせて2.3ヘクタールの面積で営農中。趣味はギター弾き語りポッドキャスト配信、ビール

ポッドキャスト番組
 パイン農家のゆんたくラジオ(石垣島のパイン農家三人がパインや島、日々の生活のことなどをゆんたくする雑談番組)
 ➡ハルサーのつぶやき(農園主が日々の生活や考えたことをつぶやく日記的番組)
 石垣ラジオ(島民をゲストに呼んで話を聴くインタビュー番組)